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ざっくりとファミコン世代あたりを対象にしたスーパーメンズウェブマガジンの決定版をまったり目指す桜田であった。

【素人見解】シンギュラリティは2045年よりも早まるとしか思えない

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人工知能、物理学、情報技術など。チンプンカンプンの僕からすれば、最近のニュースを見ているとシンギュラリティは早まるとしか思えません。すごく楽しみで夜も眠れませんよ。

 

シンギュラリティとは 

 

シンギュラリティとは技術的特異点のこと。一般的に2045年問題という言葉の方が広く認識されているかもしれません。2045年、人工知能が人間の能力を超える時期になると推測されているため、以降の世界ではあらゆるものの進化速度が予測不可能なものになるとの見方があります

 

素晴らしい未来が待っているような恐ろしい未来が待っているような。エリート科学者達の間でも人工知能の可能性・危険性に対する見解は分かれていますから、どっこいどっこいなのでしょう。

 

AlphaGo Zero

 

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最近とんでもないニュースが報じられました。2016年3月に世界トップ棋士のイ・セドル氏に勝利(4勝1敗)したAlphaGo Lee、2017年5月に人類最強棋士の柯潔氏に勝利(3勝)したAlphaGo Master。その2つの旧バージョンを圧倒するAlphaGo Zeroのニュースです。

 

AlphaGo LeeやMasterは過去の人類の対局から学習し人類を超えてみせました。しかしAlphaGo Zeroは過去の対局から学ぶのではありません。ルールだけを教えられて自己対局を繰り返し強くなっていくのです。そしてわずか3日でLeeのレベルに到達、40日で100戦100勝するに至ったとのことです。

 

人類数千年の歴史を消化しプロ棋士たちを凌駕した旧バージョン。それらを圧倒するZero。当然のように人間が過去に思いついていない定石がいくつも発見されたそうです。ちなみに40日間で2900万回の自己対局を行ったとのこと。

 

開発のGoogle DeepMind社はビッグデータの確保を不要とする可能性を示し、新薬開発や省エネ対策をはじめ、あらゆる産業に応用していく方針とのこと。相性の良い分野は加速度的に発展していきそうですね。

 

ロボットやアンドロイド

 

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このまま人工知能と掛け合わせていくと超高速で発展しそうなロボット業界。すでに人工知能も活用されていますが、人間の表情や動きに関する研究も進められていて、アンドロイドっぽい違和感は減少し続けています。いわゆる「不気味の谷」を抜け出すのもそう遠くない未来でしょう。

ERICA

 

石黒浩教授でおなじみの美人ロボットERICAも日々進化を遂げています。

 


ソフィア

 

2015年4月に誕生し、「人類を滅亡させるわ!」と言い放ち話題となったソフィアもバージョンアップを続けています。先日は国連の会議に出席している活躍ぶり。戦争や災害などの危機にロボット技術を活用するための協議に参加しています。

 

 

すごいロボットたち

 

最新のロボットたちはすごい動きをします。研究者のみなさんの努力の賜物でしょう。「すげー」とか「これは欲しい」とか言いながら見てるんですが、戦争や犯罪などに使われたら一溜まりもないなと恐怖も感じますね。

 

 

虫型、動物型のロボットは近未来を感じます。

 

 

今ロボットの技術開発へと本格的に力を注いでいるのは一部のグローバル企業ですが、このまま発展を続ければ一般企業や消費者の意識も変化していくでしょう。Iotが爆発的盛り上がりを見せる中で、ロボットへの期待と要望は今後も膨らみ続けます。一般層のニーズが高まることで、ロボットや人工知能にお金や知識が集まりやすい社会環境が整っていくでしょう。完熟期までヒートアップし続けていくはずです。

 

シンギュラリティを推進する人々

 

レイ・カーツワイル

 

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レイ・カーツワイルはシンギュラリティに関する著書もあり、人工知能研究の第一人者。技術的特異点の概念を広めているのはこの人と言っても過言ではないでしょう。5年前にGoogleにジョインし、AI製作を指揮している重要人物。

 

カーツワイル先生は人工知能が進化していく過程を予言しつつ、人間が人工知能と合体し次の形態にバージョンアップすることを断言しています。将来AIを用いて、亡くなった音楽家の父と再会を果たす目標があるらしいです。ちなみにガチです。(ヒトゲノム解析も父親の情報収集にも余念がない)

 

 

ラリー・ペイジ

 

Googleの共同創業者、現在は親会社のアルファベット社CEO。クレイジーな先生です。人口知能に飽き足らず、すべてにおいて最先端を追求している人。特に人工知能の先にある「不老長寿」にもたびたび言及しています。

 

 

孫正義 

 

日本では説明不要の孫さん。AI、ロボット、Iotへの投資に積極的。スピーディーに「やりましょう」スタンスを強行しています。シンギュラリティに対して前向きな発言が多く、主体的に行動&発展を促しています。

 

 

ピーター・ティール

 

Paypal創業者シリコンバレーの最重要人物のひとり。起業家でもあり投資家でもあるピーター先生はFacebook初の外部投資家。とにかく最先端を走り世界規模で市場を独占する事業に投資を行うスタンス。

 


 

まだまだ錚々たるメンバーがシンギュラリティを肯定・推進していますが、キリがないので割愛します。地球人を代表する超エリート層が知識とお金を注ぎ込んで新時代を作り上げようとしているのは明白です。余談ですが、この人たちのインタビュー記事やニュースを収集すると、人工知能と人間の融合は序章に過ぎないことがわかります。

 

「宇宙の根源を知るため」とか「人間を完全に理解するため」とか「ナノテクノロジーで不老不死」とかシンギュラリティ以降の構想が壮大過ぎてよくわからなくなります。

 

AlphaGo Zero、ロボット開発の躍進、一般層の理解度、エリート集団の積極的行動ー。 2017年現在でこれだけのピースが揃い踏みしていて、シンギュラリティまで後28年もかかるかな。意表をついて2030年とかにあっさり起こり得ると思いません?

 

警鐘を鳴らす人もいる

 

スティーヴン・ホーキンス博士

 

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出典:http://www.gospelherald.com/

 

理論物理学者のホーキング博士は「人口知能の進化は人類の終焉になるだろう。」とインタビューでその見解を示したことがあります。技術的特異点に差し掛かる時、人類は制御できない未来を生きることになると警鐘を鳴らしています。

 

 

イーロン・マスク

 

日本ではオカルト周辺の話で取り上げられることも多い、天才イーロン・マスク兄貴SpaceXのCEO。彼もまた、シンギュラリティには慎重な意見を述べています。

 

火星移住計画など人類の夢の実現に突っ走っている兄貴ですが「人工知能が敵意を持つとしたらお終い」といった発言が目立ちます。「悪魔は制御できない」「戦争の引き金にもなりかねない」と危険信号を発信。そんな折、FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグはマスク兄貴に「人類史上最高の黄金期になると思う」と直接反論しています。

 

しかし、兄貴は100%の否定ではなく、あくまでも「規制が必要」というスタンスです。

 

 

さいごに 

 

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あなたはシンギュラリティや人工知能についてどう考えますか?脳データをスキャンして保存したいですか?脳とインターネットを繋げたいですか?それぞれの人生観や価値観によって答えは千差万別だと思います。

 

しかし、つい最近まで「インターネットで買い物なんて危なそうだ」と言ってた一般層の人々も「これ着なくなったしメルカリに出品しよーっと」の時代です。買い物どころかネットを介した個人売買&金銭の授受に抵抗がなくなっているように変貌を遂げています。

 

なので時代が変わる前に早めにシンギュラリティの到来に備えても良いかもしれませんね。余談ですが、僕は真っ先に人工知能と融合することを選択します。一般層に波及してきたら勢い良く飛びつきたい案件です。その時が来たらYoutubeにサイボーグチャンネルを開設し、「やってみた動画」を投稿しますのでぜひ見てくださいね!それでは!

 

もーいくつねーるーとーシンギュラリティー♪

 

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