シンギュラリティに向かう過程でどのような変化があるのだろう、素人が未来を妄想する【前編】
時代は急加速する
前回【素人見解】シンギュラリティは2045年よりも早まるとしか思えないというエントリをアップしましたが、今回はシンギュラリティに向かう過程を想像します。どのような変化があるのだろうかと未来予測風に妄想を書き連ねますので、生温かい目でご覧ください。
人間さまお断り 人工知能時代の経済と労働の手引き / 原タイトル:HUMANS NEED NOT APPLY[本/雑誌] / ジェリー・カプラン/著 安原和見/訳
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 科学・医学・技術 > 工学 > その他
- ショップ: CD&DVD NEOWING
- 価格: 2,700円
生活編
AI搭載のロボット家電が主流になる
家事負担が大幅に軽減するので各家庭では時間的にも精神的にも余裕が生まれる
毎日がなんとなく物足りなくなった…そんな人々の間ではキャンプが大流行する
通常の生活スキルが低下するため発展途上国への渡航に臆病になる人が激増する
炊事ロボットが大活躍する
敏腕コックさんの味が各家庭で楽しめる
栄養バランスもバッチリなので食生活に改善が見られる
嫁不要論を唱えるパパたちが出現し、奥様たちに目一杯叩かれる事態に
AIコンシェルがライフプラン管理
言う通りに生きれば完全にスケジュールの無駄がなくなる
好むものを次々に紹介してくれるので趣味や娯楽がより楽しくなり深化していく
これで本当に自分の人生を生きていると言えるだろうか問題にぶち当たる人続出
家族+コミュニケーションAIロボが基本
会話やゲームを楽しめるので孤独な人が激減する
コミュロボ文化が根付いてから誕生する子たちは人にもロボットにも同種同等の愛情を傾ける
後先考えずペットを飼う人が激減、みんなニンマリ
便利さは向上の一途を辿り、AIとのコミュニケーションも深まるでしょう。
教育編
ロボット先生が台頭し一気に教育革命
学習効率が大幅にアップするので天才児が育ちやすくなる
環境に依存しないので学校に行く行かないがより自由に選択できる
ロボット先生には心がないから人を教育することはできない!みたいな議論がなされるが、メリットが多すぎて即鎮火する
ロボット講師によるビジネススクールが充実
さらなるスキルを求める人には素晴らしい環境が整う
転職する人や起業する人が過去最高の値になる
環境に依存しないので24時間受講OK、ビジネスマン疲れる
ロボット講師によるカルチャースクールが充実
趣味、生きがいなどが見つけやすくなる
環境に依存しないので24時間受講OK、ビジネスマン疲れる
ロボット講師がニューカルチャーを次々に生み出す
ロボット先生の監視が大変
政治観・宗教観に偏りがない授業が行われているかのチェックが大変
悪意のあるプログラマーが悪のロボット先生を開発、洗脳教育を行い厳罰が下る
最高のロボット先生を開発できる企業だけが生き残るので教育が均一化し過ぎる
社会全体の知力が大幅にアップするが、法整備や教育のあり方についての議論が超難しい。
ビジネス編
ビジネスの現場はAIが主役になる
トップ企業から順に生産力の爆発的向上を達成する
ゆるやかに現場の仕事がAIに任されていく流れになる
なくならない仕事とされている芸術・クリエイティブ系も全然危ないじゃん!てなる
人間は調整や管理といった役回りになり、AIに主導権を渡す
混乱期が地獄モード
人間からAIへ業務が引き継がれる時期は1億総混乱時代と化す
ロボット社員との距離感が掴めずチョットつまんないってなる人続出
ロボット社員の事務能力の速度と正確性に人間サイドが傷つく
自動で働き方改革
過渡期を乗り越えると1日の労働時間は4時間とか
有能なロボットが次々と新しい仕事を作り出すので案外失業はしない
パワハラやセクハラはおろか、愚痴なども激減する
グローバルが基本になる
先進国同士では取引が盛んに行われ、経済発展著しい状態に
新製品、新技術、新ビジネスモデルの出現サイクルが超速い
ロボット社員の精度、活用方法で絶対海外に遅れはとれない
たくさんの仕事はAIの手に渡ってしまうものの、まあまあ楽しい感じになる
さいごに
今回は生活編・教育編・ビジネス編を妄想しました。未来のことは考えるだけで面白いですね。次回は医療編・政治編・経済編を書くつもりです。またのお越しをお待ちしております。
参考サイトや動画など
・消える仕事となくなる仕事の予測
・人間不要論が清々しい動画
・ナショジオのドキョメンタリー番組「イヤーミリオン」
・総務省のAI関連のページ
総務省|平成28年版 情報通信白書|人工知能(AI)の現状と未来
働きたくない人にとってはいい時代が来るのかもしれないね