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ざっくりとファミコン世代あたりを対象にしたスーパーメンズウェブマガジンの決定版をまったり目指す桜田であった。

Suchmosのライブに揺れた会場、スペシャミュージックアワード2017に行ってきた【前編】

 

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どうも。賞とは無縁の人生を歩んでおります、無冠の帝王こと桜田陣平です。無冠くんとでも呼んでいただければ感度良好です。今回は3/7(火)東京国際フォーラムで開催された「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2017」のイベントレポ的なアレ。活躍しているアーティストが続々と登場!大変面白かったです。

 

SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2017

 

「SPACE SHOWER MUSIC AWARDSとはスペースシャワーTVの視点で音楽シーンを総括し、様々な音楽コンテンツで功績をあげたアーティストとクリエイターに、感謝と敬意を込め、表彰する新しいアワードです。」

引用元:SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2017

  

MCはユースケ・サンタマリアさんといとうせいこうさんの2人。アシスタントMCに三原勇希さん。イベント開催発表時は、昨年に続き清水富美加さんがMCでしたが、一連の騒動の影響でせいこうさんが代役に。随所に笑いの散りばめられた進行によって、会場は大いに盛り上がりました。

 

 

 

のっけからSuchmos

 

イベントスタート、のっけからSuchmosのスペシャルライブ。A.G.I.Tで会場を1発ロック。素晴らしいオープニングでした。客席のボルテージを一気に上げて、次曲STAY TUNEが投下されると、観客とバンドがピースにグルーヴ!実際には水曜日でしたが、東京フライデーナイトに早変わり。圧巻のパフォーマンスでした。そんなSuchmosは「BEST BREAKTHROUGH ARTIST」を受賞。今後も目が離せないアーティストですし、数々の伝説を作ってくれることでしょう。おめでとうSuchmos!

 

 

ダブル受賞の快挙

 

Suchmosのライブが終わると「BEST FEMALE ARTIST」「BEST NEW VISION」の2部門で宇多田ヒカルさんの受賞が発表されました。いわゆるダブル受賞。Automaticで鮮烈なデビューを飾ってからというもの、第一線を走り続ける宇多田さん。常にNEW VISIONを我々に届けてくれるスペシャルアーティスト。ケチのつけようがありません。音楽界の怪物とはまさに彼女のことでしょう。

 

 

ずっと売れてるグループ

 

続いて発表されたのが「BEST GROUP ARTIST」の受賞です。これはPerfumeのみなさんが獲得。受賞コメントがビデオで届けられました。ずっと売れてるテクノポップアイドルの先駆者3人組はいつも自然体。世界にジャパニーズカルチャーを発信し続けて欲しいものです。

 

 

明日はきっといい日になる件

 

「BEST MALE ARTIST」は高橋優さん。受賞トロフィーを受け取る際、ユースケ・サンタマリアさんの小ボケに乗っかり続け、せいこうさんに叱られていました。受賞後にはスペシャルライブで「明日はきっといい日になる」「光の破片」の2曲が炸裂。気さくな顔から一変、男らしく力強い歌声を披露。2曲の明暗のコントラストが素敵でした。

 

 

ロックの名は。

 

続いて「BEST ROCK ARTIST」の発表となりました。この賞はRADWIMPSが獲得!ノミネートはアジカン、ドロス、オーラル、カナブーン、クリープハイプ、ワンオク。激戦の荒波を乗り越えて、RADWIMPSが栄光を手にしました。

 

現代には欠かせない存在 

 

PC、スマートホンの爆発的普及と動画サービスの進化、CGやVR技術等のめまぐるしい発達。デジタル時代の現代において映像はマーケティングの基本ツールになりましたね。音楽の宣伝材料としてだけの映像制作の時代はとっくに壊滅していて、今は音楽の世界観の補完及びブラッシュアップ、解釈の限界突破などなど、あらゆる要素が映像によって表現されています。そんな重要局面で「BEST VIDEO DIRECTOR」を受賞した田辺秀伸さん、これからも我々視聴者に素晴らしい音楽の世界を見せてください。おめでとうございます!

 

 

腹ペコ歓喜

 

受賞発表や熱狂ライブが続く中「BEST PUNK / LOUD ROCK ARTIST」のプレゼンターが場内を盛り上げてくれました。マキシマムザホルモンダイスケはんナヲさん、生粋のカブキ者とはこのこと。マジで笑いました。ダイスケはんは警備員に止められ、ナヲさんはニューヨークの服部真湖です!からの自転車登壇という無茶苦茶ぶり。バンド活動の再開にも言及があり、最高のプレゼンターでした。二人だけで「予襲復襲」でもやればよかったのに。

 

 

超ゲリラ発売の伝説さん

 

そんな中「BEST PUNK/LOUD ROCK ARTIST」はHi-STANDARDが受賞。16年ぶりのシングルをゲリラ発売した伝説バンドがトロフィーをかっさらっていきました。難波章浩さんは「(宣伝よりも)音楽を一番先に届けたかった」とコメント。今後も伝説のライブをぶちかまして欲しいものです。ノミネートも熱いメンツが勢揃いでした。ラウド業界もっと売れろー!

 

 

完全玄人集団現る

 

続いて「BEST ALTERNATIVE ARTIST」の発表がありました。この賞は説明不要の天才たちMETAFIVEが受賞。2020年東京オリンピックの音楽とか担当して欲しいな。高橋幸宏さん、TOWA TEIさん、LEO今井さんが登壇。高橋さんのダンディっぷりに見とれていたら、何を言っているのか聞き逃してしまいましたw

 

 

鬼才×奇才のコンセプト 

 

「BEST CONCEPTUAL VIDEO」はクリープハイプの「鬼」。監督は松井大悟さん。バンド演奏の目の前でキレッキレのダンスを披露するPV「鬼」。短編映画「ゆーことぴあ」とリンクするコンセプチュアルビデオが受賞です。メンバーの受賞コメントは奇をてらうものではなく、自然な喜びに満ちていました。

 

クリープハイプはライブも披露してくれました。世界観の独特の世界観が東京国際フォーラムを異空間に導き、観客は浮遊感を獲得。「鬼」「5%」の2曲、動からの静。奇才の紡ぐ空間に酔いしれました。

 

 

ドカッと笑わせる

 

会場も温まり、緊張感も程良く抜けてきたところで「BEST COLLABORATION」の発表。受賞者のレキシこと池田さんが登壇した瞬間、会場はザ・平和モード。何かしらの失言に会場中の期待がかかりましたが、失言回避。レキシが今一番コラボしたいのはエド・シーランだそうですw「江戸」ってだけw(これ十分失言か)ドカッと楽しみました。後でライブすることがアナウンスされて、一旦退場なさいました。レキシの和装、可愛かったです。

 

 

社会現象になったアレ

 

続いてのアワードは「VIDEO OF THE YEAR」です。これはもう文句なしの選出ですね。星野源さんの「恋」が受賞しました。スクリーンに「恋」のMVが流れた際、観客席では何人も踊り出していましたよ。そして星野源さんの受賞コメント。自信に満ち溢れていて「良いものは良いと胸を張って言えるものが作れた」との心境を報告。大ブレイクの一年を経て、今後どのような活躍を見せてくれるのでしょうか!

 

 

中編へ続きます! 

 


Suchmosのライブに揺れた会場、スペシャミュージックアワード2017に行ってきた【中編】 - soyever

Suchmosのライブに揺れた会場、スペシャミュージックアワード2017に行ってきた【後編】 - soyever

 

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